Blackmagic Video Assistは、可搬性に優れたモニター、プロ仕様のレコーダー、ポータブルスコープ、および優れたカメラビューファインダー・ソリューションとして使用可能!あらゆるSDI/HDMIカメラに、高品質の収録コーデックと大型モニターを追加できます。革新的なデザインには、4つの内蔵スコープ、改善されたフォーカスアシスト機能、タリーインジケーター、内蔵3D LUTなど、革新的な機能が搭載されています。3Gモデルは、1080p60まで、12G HDRモデルは2160p60までのフォーマットに対応。12G HDRモデルは、高輝度のタッチスクリーンを搭載しているので、HDRデジタルフィルムの収録や、屋外の日光の下での撮影に最適です。さらに12G HDRモデルは、Blackmagic RAWをサポートするカメラからのBlackmagic RAW収録が可能です!新しく採用されたLシリーズバッテリーは、より長持ちします。Blackmagic Video Assistは、まさに4つの製品の融合と言えます!
BlackmagicVideo Assistは、非常に多機能な製品であり、様々なジョブに使用できます。カメラリグに組み込めば、大画面のビューファインダーだけではなく、最新の収録コーデックやフォーカスアシスト、3D LUTも使用できます。またVideo Assistは、究極のポータブルスコープでもあります。放送やライブプロダクションの現場で機材をテストできるので、ビデオレベルが適切かどうか、そして機材が正常に動作しているかどうかを確認できます。ライブプロダクションを行なっている場合、Video Assistは大画面付きのHyperDeckのような役割を果たします。つまりマスターの収録や、ライブプログラムに挿入する広告などのクリップ再生に使用できます。各カメラに専用のモニターとレコーダーを追加し、ISO収録用に使用することも可能です。
このモデルは、1080p60までのフォーマットをサポートしており、フォーカスピーキング、ゼブラ、フォルスカラーに対応した5インチのLCDを搭載しています。インターフェースは、3G-SDIならびにHDMIに対応。単一のSDカードレコーダーでProRes収録が可能です。さらに、波形、ベクトル、ヒストグラム、RGBパレードのスコープおよび3D LUTにも対応しています!
大型の7インチモデルは5インチモデルの全機能に加え、より大きな画面を搭載しています。さらに、7インチモデルはSDカードスロットを2つ備えているので、1枚のカードがフルになっても収録を継続できます。また、ファンタム電源対応のミニXLRオーディオ入力を2つ搭載しているので、マイクを接続して直接収録できます。
このモデルは、3Gモデルの全機能を搭載しています。さらに、より高速の12G-SDIおよびUltra HD HDMIインターフェースを搭載しており、2160p60までのあらゆるフォーマットに対応します。HDR対応の明るい広色域LCD、HDRスコープも搭載しており、電源のロックにも対応しています。SDカード、USB-Cフラッシュディスクに収録可能です。
このモデルは、5インチ 12G HDRモデルと同じ優れた機能に加え、7インチのHDR LCDスクリーンを搭載しています。2つのSDカードレコーダー、そして外付けのUSB-Cフラッシュディスクに収録可能です。さらにBlackmagic Video Assist 12Gの両モデルは、Blackmagic RAWをサポートするカメラからBlackmagic RAW収録も可能です。
すべてのVideo Assistモデルは大型タッチスクリーンを搭載しており、クリップの収録/再生、スコープの確認、フォーカスアシストの設定などのコントロールが可能です。大型の7インチモデルは、アナログオーディオ入力および2つのSDカードスロットを搭載しており、2枚目のカードに自動的に収録を続けるので、継続的な収録が可能。12Gモデルは、12G-SDIおよびUltra HD HDMIインターフェース、そして外付けのフラッシュメディアディスクに直接収録できるUSB-C接続を搭載しています。すべてのモデルは、リアタリーライト、クリップ再生用のフロントパネルスピーカー、ヘッドフォンジャックを搭載しています。Video AssistはSonyのLシリーズバッテリーを採用しており、バッテリースロットが2つ付いているため、収録を中断せずにバッテリーを交換できます!
従来のカメラは、肩乗せでの使用を前提としているため、設計に関して妥協がありました。三脚にマウントしたカメラのビューファインダーを長時間覗き込むような撮影は非常に辛いものです。Video Assistは、スクリーンをリグ組みすることで、撮影スタイルを劇的に改善します。撮影の状況に合わせた位置にスクリーンをリグ組みできるので、快適に撮影できます。また、カメラオペレーター、アシスタント、監督は、よりスムーズに状況を認識できます。5インチ、7インチのモデルから、ジョブに合わせて、リグ組みするモニターのサイズを選択できます。さらに、フォーカスズーム、フォーカスピーキング、ゼブラ、ヒストグラム、フォルスカラー、スコープ、フレームマーカー、フレームガイド、タッチスクリーンなどの優れた機能をカメラに追加できます!
Video Assistは高輝度の5インチ/7インチ大型タッチスクリーンを搭載しているため、ショットのフレーミングや的確なフォーカス合わせが簡単に行えます。撮影中、タッチスクリーンには、タイムコード、トランスポートコントロール、オーディオメーター、ヒストグラムなどの重要な情報が表示されます。LCDをカスタマイズして、現在のファイル名、フォーカスピーキング、ゼブラ、フォルスカラー、フレームガイド、3D LUTなどのオーバーレイを追加/削除することもできます。3D LUTを適用できるため、希望のカラーとルックでショットをモニタリングでき、必要に応じて収録ファイルにLUTを焼き付けることも可能です。Blackmagic RAWを使用している場合、3D LUTはメタデータに追加されるだけなので、ポストプロダクションで無効にできます。
Video Assistは、一般的なSDカードを使用するため、簡単に購入できるフラッシュメモリーカードに収録できます。ファイルサイズが小さいので、標準的なSDカード、あるいは高速のUHS-IIカードに長時間の収録が可能。Video Assist 12Gの7インチモデルは、SDカードスロットを2つ搭載しているため、収録中でもフルになったカードを交換でき、半永久的に収録を継続できます。小型、高速、低価格の標準的なSDカード、あるいはより高速のUHS-IIカードは、放送に最適です。
Blackmagic Video Assistは、カメラのアップグレードに最適なソリューション。高輝度のディスプレイは、民生用カメラのディスプレイより大きく、カメラにプロ仕様のフォーカスアシスト機能や、より高品質のファイルフォーマットを追加できます。Video Assistは、プロ仕様のカメラにも最適。最新の編集ソフトウェアで使用される近代的なファイルフォーマットに、古い放送カメラを対応させることも可能です。Apple ProResおよびAvid DNxで収録できるため、あらゆる編集ソフトウェアを使用できます。また、Blackmagic RAWをサポートしているカメラでは、同フォーマットでの収録が可能。HDMIと12G-SDI入力を搭載しているので、あらゆる民生用カメラ、放送カメラ、そしてDSLRカメラにも接続可能です。
革新的なLCDタッチスクリーンのユーザーインターフェースは、自由自在にコントロールが可能。スクリーンには、再生、停止、収録ボタンが搭載されており、さらにミニタイムラインでは収録したコンテンツをスクロールできます。イメージをスワイプして、ジョグすることも可能です!LCDには、タイムコード、ビデオフォーマット、メディアステータス、オーディオメーターのヘッドアップディスプレイが表示されます。タッチスクリーンで、スコープ、フォーカスアシスト、露出アシストを有効にできます。大画面のLCDから幅広い種類の設定をコントロールでき、3D LUTのロードおよび保存も可能です!
Video Assistは、すべてのモデルにSD、HDに対応したマルチレートSDI、12G-SDIモデルにUltra HDなど、多数のビデオおよびオーディオインターフェースを搭載しています。HDMIも搭載しているため、HDMIカメラに接続でき、民生用のテレビやビデオプロジェクターに接続してモニタリングも可能。7インチモデルはミニXLR入力を搭載しており、マイクおよび外部オーディオミキサーのオーディオ入力を接続できます。また、USB-Cで外付けのフラッシュディスクやSSDを接続して収録できます。フラッシュディスクは、小型のSDカードと比べて物理的に遥かに大きいため、驚くほど長時間に渡って収録できます。さらにVideo Assistは、12V DC電源コネクターも搭載しており、12Gモデルはロック式の電源コネクターに対応しています。
Video Assistは、標準的なオープンファイルフォーマットで収録するため、メディアのトランスコードに時間を費やす必要はありません。Video Assistで収録したファイルは、あらゆるポストプロダクションソフトウェアと互換しているため、DaVinci Resolve Studioなど、お好みのソフトウェアを使用できます。業界標準の10-bit ProResファイルおよびDNxファイルを、あらゆるフォーマットで、あらゆるHDMI/SDIカメラから収録可能。また、12G-SDI HDRモデルは、Blackmagic RAWに対応しているカメラで12-bit Blackmagic RAWを収録できます。Blackmagic RAWは、急速な発展を遂げているRAWフォーマットです。デベロッパーは、無償のBlackmagic RAW SDKをダウンロードして、使用しているアプリケーションにBlackmagic RAWのサポートを追加できます。何より、あらゆるオペレーティングシステムで使用できることが利点です!
Blackmagic RAWは画期的なフォーマットで、カメラからのセンサーデータを完全な品質でキャプチャーします。Video Assistは、Panasonic LUMIX GH5S、BGH1、DC-BS1Hシリーズ、Panasonic AU-EVA1、FUJIFILM GFX100およびGFX100S、Nikon Zシリーズ、Canon C300 MK II、Sigma fpなど、人気のカメラからのBlackmagic RAWの収録をサポートしています。H.264など、幅広く使用されている高圧縮のカメラフォーマットでは、ノイズや処理アーチファクトの問題が生じることがあります。Blackmagic RAWはこの問題を解決し、カメラから編集、カラーコレクション、マスタリングのすべての制作ワークフローを通して、驚異的なディテールとカラーを持つ優れたイメージを提供します。加えて、カメラ設定をメタデータとして保存するため、ISO、ホワイトバランス、露出を設定し、撮影後の編集でオーバーライドできます。小さなファイルサイズで高品質なイメージを得られ、パフォーマンスにも優れたフォーマットはBlackmagic RAWだけです!
対応モデルの詳細
Blackmagic Video Assist 12Gモデルは、USB-C拡張ポートを搭載しているので、外付けフラッシュディスクを接続して、収録できます。USB-Cフラッシュディスクは極めて容量が大きく、大容量化が日々進んでいます。また、現在使用しているディスクや編集用のディスクに収録できるため、ポストプロダクションを始めるにあたってファイルのコピーに時間を費やす必要はありません。フラッシュディスクは極めて高速なため、高フレームレートのUltra HDなど、データレートの高いフォーマットも収録できます。Blackmagic MultiDock 10Gを接続してSSD収録機能を追加し、複数のディスクに順に収録できると想像してみてください。タッチスクリーンを使い、オンスクリーンメニューで外付けディスクを管理することもできます!
Blackmagic Video Assist 3Gシリーズおよび12G HDRシリーズの両方で、USB接続を介したウェブカメラが新たにサポートされたのでライブ配信が行えます。つまり、コンピューターに接続して、あらゆるビデオソフトウェアでライブビデオが得られます。ソフトウェアは、Video Assistを一般的なウェブカメラだと認識します!また、フルHD解像度の1080pの映像が得られます。生放送の配信にはOpen Broadcaster、撮影した映像をクライアントに見せるにはSkypeなど、様々なソフトウェアから選択可能。Blackmagic Video Assistは、Open Broadcaster、XSplit Broadcaster、YouTube Live、Facebook Live、Skype、Zoom、Twitch、Periscope、Livestream、Wirecastなど、様々なソフトウェアおよびプラットフォームと使用できます!
Video Assistはスコープを搭載しているため、カメラの露出を正確にモニタリングしたり、放送基準に準拠しているかどうかを確認できます。つまり、持ち運び可能な波形モニタリング・ソリューションとしても使用できます!波形表示は、ビデオ入力あるいは再生信号の輝度(明るさ)レベルを従来の方法で表示します。ベクトルスコープは、100%のSDIリファレンスレベルで色の強さを確認できます。また、RGBパレード表示にも対応しており、カラーコレクションで役立ちます。ヒストグラムは、イメージ内のホワイトからブラックへのディテールの分布を示しており、ハイライトやシャドウのクリッピングが確認できます。内蔵スコープは、ライブビデオにオーバーレイ表示、またはスコープの右上にピクチャー・イン・ピクチャーで表示できます!
Video Assist 12Gモデルは、最新のHDRフォーマットをサポートしており、広色域の超高輝度スクリーンを搭載しているため、いつでも最新のHDRワークフローに対応できます。さらに、画面が非常に明るいため、屋外の太陽光の下でもスムーズに撮影できます。内蔵スコープも必要に応じてHDRに対応可能。ファイルには適切なHDR情報がタグ付けされるので、SDIおよびHDMI入力はHDRビデオフォーマットを自動的に検出します。PQおよびHLGフォーマットの静的メタデータは、ST2084規格に基づいて扱われます。高輝度LCDは広色域に対応しており、Rec.2020およびRec.709のカラースペース両方を扱うことが可能。Video AssistのLCDの色域は、100%のDCI-P3もサポートしています。
一部のカメラは、Logカラースペースで出力してダイナミックレンジを保存するので、ポストプロダクションに適していますが、モニター上ではフラットで色褪せたように見えます。この問題は、3D LUTでモニターに"ルック"を適用することで解決でき、編集後の完成した映像のイメージが掴めます。LUTは、モニタリング用途のためだけに一時的に適用することもできますが、編集で使用するために、Blackmagic RAWでの撮影時にファイルに焼き付けることも可能です。Video Assistは、業界標準の17および33ポイント3D LUTファイルをサポート。あるいは、Extended Video、Film to Videoなどの内蔵LUTを使用することもできます。
一般的なビデオフォーマットを完全にサポート。SDIおよびHDMI接続はマルチレートなので、すべてのモデルでテレビ標準のSDおよびHDを扱えます。それに加え、12GモデルはUltra HDフォーマットもサポートしています。SDフォーマットはNTSCおよびPAL、720p HDフォーマットは720p50および59.94p、1080i HDインターレースフォーマットは1080i50および59.94、1080p HDフォーマットは1080p23.98、24、25、29.97、30、50、59.94、60をサポートしています。さらに、1080PsFにも対応しています。Blackmagic Video Assist 12Gモデルは、2160p59.94までのUltra HDフォーマットもサポートしています。これらの12Gモデルは、25pまでの2Kおよび4K DCIでの収録にも対応しており、デジタルフィルムの作業が可能!
Blackmagic Video Assistは、プロ仕様のオーディオレコーダーを内蔵しています。これは、多くのカメラのオーディオ品質を遥かに凌駕する品質であるため、追加のオーディオ機材を持ち運ぶ必要はありません。SDIフォーマットで作業している場合、2、4、8、16チャンネルのオーディオを収録できます。7インチモデルは、マイクの接続用にファンタム電源対応のXLRアナログオーディオ入力を2つ搭載しており、192kHzのHDオーディオサンプルレート(16/24-bit)をサポートしています。オーディオメーターは、VUとPPMで切り替え可能。Blackmagic Video Assist 12G HDRは、低ノイズフロア・低歪みを実現する最新のオーディオテクノロジーに対応しているので、デジタルシネマや放送で使用できます。
複数の言語に対応しているため、辞書を片手に操作する必要はありません!対応言語は、英語、中国語、日本語、韓国語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、ポルトガル語、トルコ語です。Video Assistを起動すると、メニューが表示され、言語を選択できます。このメニューからいつでも言語を変更可能です。言語が選択されると、オンスクリーンのテキストオーバーレイの言語が変わり、ビデオ出力のオーバーレイが有効な場合は、その言語も変わります。必要に応じて、いつでもメニューから言語設定を変更できるので、異なる言語を話すスタッフが参加する海外ロケなどで非常に便利です。
Blackmagic Video Assistで収録するファイルは一般的な形式であるため、あらゆるオペレーティングシステムおよび多くのビデオソフトウェアと互換性があります。メディアはexFATまたはHFS+にフォーマットできるため、メディアをコンピューターに接続するだけで、通常のディスクのようにファイルに簡単にアクセス可能。DaVinci Resolveは、編集、カラーコレクション、オーディオ・ポストプロダクション、VFXがすべて1つのソフトウェア・アプリケーションに搭載されているため、Video Assistとの使用に最適です。DaVinci ResolveはMac、Windows、Linuxに対応しており、無償でダウンロードできます!収録したファイルは、Premiere ProやFinal Cut Pro Xなど、その他の人気ソフトウェアでも使用可能。Video Assistのファイルは一般的なフォーマットであるため、今後登場するアプリケーションでの読み込みにも対応します